親子丼もどき
2005年8月12日 このところ3回に一回は確実に晩ご飯に食べてる「親子丼」。ねぎたっぷり、つゆだくが基本。甘さは控えめ。見た目はほとんど「鶏卵汁かけごはん」・・・もはや「親子丼」ではないか。かなり邪道だな〜と思いつつも、レンゲではふはふ頂くのが幸せ。
長ネギ(青いとこ)と玉ねぎを同量、大量投入するのが好み。しかも半分はくたくたに煮て、もう半分はさっと熱を通してしゃっきりさせる。アクセントは七味だったり、竹富島のピーヤーシだったり、その日の気分で。
でも鶏肉はいいものじゃないと絶対だめ。ネギ大量投入しても、質の悪い肉はどうしたってくさいのだ。
気に入ると本人が飽きるまで毎日でも作るっていうの、母親譲りかも。
長ネギ(青いとこ)と玉ねぎを同量、大量投入するのが好み。しかも半分はくたくたに煮て、もう半分はさっと熱を通してしゃっきりさせる。アクセントは七味だったり、竹富島のピーヤーシだったり、その日の気分で。
でも鶏肉はいいものじゃないと絶対だめ。ネギ大量投入しても、質の悪い肉はどうしたってくさいのだ。
気に入ると本人が飽きるまで毎日でも作るっていうの、母親譲りかも。
何も起こらないようで・・・
2005年8月11日 芝居、観てません。夏枯れ、って訳じゃないんですが。
遊んでません・・・・って一昨日散々遊んだけど。そんなのノーカウントです。基本的にはおうちでごはんな毎日。おうちごはん大好きだからいいんですけど・・・セロリと長ネギのトマトソースもいよいよ三日目。あんなに大量に入れた長ネギはくたくたたに。最終日の今日は水牛のモッツァレラとフレッシュトマトをプラスしていただきました。美味。
それにしても解散総選挙、かなり楽しみです。やっぱり事実は小説より奇ナリだなあ。だーれも郵政民営なんて想像もしない昔から小泉サンはそこが本丸だと訴えてきて、やっとこさ民意に問うシーンがやって来た。危機感たっぷりのもう最高の見せ場をもらったって感じでしょう。
その内容の是非はともかく、こんなに興奮する政治的局面なんかそうそうないんじゃないでしょうか。なりふりかまわず政治人生賭けてます、っていうスタンスに妙に共感。急に露骨でえげつない感じになってるのもイイですねえ。
自分達にふられたって事実をがっちり受け止めて、皆さん選挙に行きましょうよ。滅多にないよ、こんなこと。
遊んでません・・・・って一昨日散々遊んだけど。そんなのノーカウントです。基本的にはおうちでごはんな毎日。おうちごはん大好きだからいいんですけど・・・セロリと長ネギのトマトソースもいよいよ三日目。あんなに大量に入れた長ネギはくたくたたに。最終日の今日は水牛のモッツァレラとフレッシュトマトをプラスしていただきました。美味。
それにしても解散総選挙、かなり楽しみです。やっぱり事実は小説より奇ナリだなあ。だーれも郵政民営なんて想像もしない昔から小泉サンはそこが本丸だと訴えてきて、やっとこさ民意に問うシーンがやって来た。危機感たっぷりのもう最高の見せ場をもらったって感じでしょう。
その内容の是非はともかく、こんなに興奮する政治的局面なんかそうそうないんじゃないでしょうか。なりふりかまわず政治人生賭けてます、っていうスタンスに妙に共感。急に露骨でえげつない感じになってるのもイイですねえ。
自分達にふられたって事実をがっちり受け止めて、皆さん選挙に行きましょうよ。滅多にないよ、こんなこと。
AFURI
2005年8月9日 後先考えずにがんがん飲んで、散々食べて、久々にカラオケなんかにも行って歌いまくり、最後にラーメンで身体を痛めつけて終了というゴールデンな夜。
・・・とはいっても、ラーメンは恵比寿の「AFURI」であっさりと「ゆず塩麺」。4時まで営業になったので、夜更けのラーメンにはやっぱりこれでしょう。ランチには物足りない感もあるけど、呑んだ後に絶妙にウマイのです。しかも生理前だから半端じゃない食欲なので、するっと完食しました。なんか物足りないくらい・・・食べすぎ。ごちそうさま。
しかし、歌って、しばらく歌わないとへたくそになるのねえ・・・がっくし。
・・・とはいっても、ラーメンは恵比寿の「AFURI」であっさりと「ゆず塩麺」。4時まで営業になったので、夜更けのラーメンにはやっぱりこれでしょう。ランチには物足りない感もあるけど、呑んだ後に絶妙にウマイのです。しかも生理前だから半端じゃない食欲なので、するっと完食しました。なんか物足りないくらい・・・食べすぎ。ごちそうさま。
しかし、歌って、しばらく歌わないとへたくそになるのねえ・・・がっくし。
「姫が愛したダニ小僧〜Princess and Danny Boy〜」
2005年7月27日「姫が愛したダニ小僧」
天王洲アートスフィア 14時開演L列11番
ユースケ・サンタマリア :祐一
佐藤康恵 :エリ
富田靖子 :すみれ姫
高杉 亘 :城一郎
山内圭哉:はしもとゆうじ君
松永玲子:豚女
松村武:鯖田
竹下宏太郎:渡辺
大路恵美 :麗子
川下大洋:芋宮殿MITSURU
腹筋善之介:老人
後藤ひろひと:男
ラサール石井:飯田
台風一過。すかっとした晴天。マチネで天王洲・・・といえばやっぱりランチは「T.Y. Harbor brewery」でしょう。
テラス席に陣取って、まずはウィートエールをパイントで。ハンバーガーにアボガドをトッピングしてぱくぱく。勿論ビールはおかわり。風が吹き抜けるので爽やか。昼真っから極楽気分。実にいい休日のスタート。
「Piper」がやっと5人揃っての芝居にこの再演を選ぶとは、深い意味があるのやら、ないのやら。
相変わらす安心感のあるひろひと大王の脚本。お約束盛り沢山の展開のなかにも、ほろほろとしてしまう場面の数々。でもな〜5人揃ってみても、やっぱり腹筋さんが何故「Piper」なのかが疑問だな・・・定番パワーマイムもなんだかキレがないし。
ユースケの歌が本当に久しぶりに生で聞けたのが儲けた。彼の舞台役者としての力量はともかく、「ぷっスマ」における突っ込み振りがそのまんまなのは大王の戦略か。去年の「ガマ王子・・・」でもみせた伊藤英明君への演出勝ちに通じるものあり。
お話はまさにファンタジー。最後の「でも願いはひとつしかかないません・・・」で会場が観客それぞれの色んな願いに包まれる一瞬が好き。私もとっさに強く強く願いました、舞台の筋書きをは全く関係なく、自分だけの願いを。
笑って、そしてなんだか幸せな気持ちになる芝居。さすが大王。高め安定。
芝居の後は、葛飾の花火大会へ。露天で賑わう柴又の帝釈天を
抜けて河川敷に陣取る。この道筋、雰囲気があって格別。ちょっと遠出をしてきた喜びがある。
夕暮れを楽しみながら風に吹かれる。ビールも美味しい。
この花火大会は浴衣の女の子達がとても上手い着こなしをしてるのが目立つ。特に、私の目の前に陣取っていた高校生くらいの5人組みは、それはそれは素敵な浴衣姿。メイクもしてるし、髪に花をあしらったりして基本はイマドキの女の子達なんだけど、着付けも所作も清潔で愛らしい。これって躾か、下町のよさなのか・・・。
花火の内容は確かにちょっと地味だけど、のんびりと楽しめる花火大会。帰りの混雑もさほどではなく、全く苦にならない。かなりいいぞ、葛飾納涼花火大会!
天王洲アートスフィア 14時開演L列11番
ユースケ・サンタマリア :祐一
佐藤康恵 :エリ
富田靖子 :すみれ姫
高杉 亘 :城一郎
山内圭哉:はしもとゆうじ君
松永玲子:豚女
松村武:鯖田
竹下宏太郎:渡辺
大路恵美 :麗子
川下大洋:芋宮殿MITSURU
腹筋善之介:老人
後藤ひろひと:男
ラサール石井:飯田
台風一過。すかっとした晴天。マチネで天王洲・・・といえばやっぱりランチは「T.Y. Harbor brewery」でしょう。
テラス席に陣取って、まずはウィートエールをパイントで。ハンバーガーにアボガドをトッピングしてぱくぱく。勿論ビールはおかわり。風が吹き抜けるので爽やか。昼真っから極楽気分。実にいい休日のスタート。
「Piper」がやっと5人揃っての芝居にこの再演を選ぶとは、深い意味があるのやら、ないのやら。
相変わらす安心感のあるひろひと大王の脚本。お約束盛り沢山の展開のなかにも、ほろほろとしてしまう場面の数々。でもな〜5人揃ってみても、やっぱり腹筋さんが何故「Piper」なのかが疑問だな・・・定番パワーマイムもなんだかキレがないし。
ユースケの歌が本当に久しぶりに生で聞けたのが儲けた。彼の舞台役者としての力量はともかく、「ぷっスマ」における突っ込み振りがそのまんまなのは大王の戦略か。去年の「ガマ王子・・・」でもみせた伊藤英明君への演出勝ちに通じるものあり。
お話はまさにファンタジー。最後の「でも願いはひとつしかかないません・・・」で会場が観客それぞれの色んな願いに包まれる一瞬が好き。私もとっさに強く強く願いました、舞台の筋書きをは全く関係なく、自分だけの願いを。
笑って、そしてなんだか幸せな気持ちになる芝居。さすが大王。高め安定。
芝居の後は、葛飾の花火大会へ。露天で賑わう柴又の帝釈天を
抜けて河川敷に陣取る。この道筋、雰囲気があって格別。ちょっと遠出をしてきた喜びがある。
夕暮れを楽しみながら風に吹かれる。ビールも美味しい。
この花火大会は浴衣の女の子達がとても上手い着こなしをしてるのが目立つ。特に、私の目の前に陣取っていた高校生くらいの5人組みは、それはそれは素敵な浴衣姿。メイクもしてるし、髪に花をあしらったりして基本はイマドキの女の子達なんだけど、着付けも所作も清潔で愛らしい。これって躾か、下町のよさなのか・・・。
花火の内容は確かにちょっと地味だけど、のんびりと楽しめる花火大会。帰りの混雑もさほどではなく、全く苦にならない。かなりいいぞ、葛飾納涼花火大会!
エピソード3/シスの復讐
2005年7月20日 やっと観てきました。ダークサイドに堕ちるヤング・スカイウォーカー。
今回もヨーダにやられました。しかも「力及ばず」ってあたりの判断がなんともニクい。
ファン心理をくすぐる台詞の数々。もうたまりません。SWオタクではありませんが、ごく普通にこの映画を楽しんできた私にも十分なくらいのファンサービスです。
しかしじゃんじゃん死にます。死体累々。確かに後味は良くないし誰も救われないのですが、観客全員が「ダース・ベイダー誕生」の瞬間を待っているという極めて特殊な状況では納得。
単純にすごいなあ、と思う。映画でしか経験できないよ、これは。
今回もヨーダにやられました。しかも「力及ばず」ってあたりの判断がなんともニクい。
ファン心理をくすぐる台詞の数々。もうたまりません。SWオタクではありませんが、ごく普通にこの映画を楽しんできた私にも十分なくらいのファンサービスです。
しかしじゃんじゃん死にます。死体累々。確かに後味は良くないし誰も救われないのですが、観客全員が「ダース・ベイダー誕生」の瞬間を待っているという極めて特殊な状況では納得。
単純にすごいなあ、と思う。映画でしか経験できないよ、これは。
横浜開港記念花火大会
2005年7月17日 今年は休みを取って、しっかり場所取り。いい年して何やってんだ・・・とも思いますが、楽しむためには最大限尽力するのも大人の甲斐性ってもんです。なにはなくとも場所取り。勿論ガムテープ持参。さすがにペグはもってない。
そんなわけで浴衣はパス。(やや言い訳気味。結局そんなに暑くなかったから浴衣でもよかった・・でもひとりで場所取りしてて浴衣は寂しすぎるよね、ね。)
赤レンガパークの芝生に陣取ったのは15時半過ぎ。冷えたビールとスパークリングワイン片手に雨男が登場したのは19時前。ひとりでぼーっとするのは得意技なのであまり待った感じはしなかった。でもビール飲むの我慢してたのがつらかった・・・周囲はすっかりできあがっているのに・・・ううう。
真正面に上がる花火はやっぱりいいです。今年最初の花火。
それにしても雨じゃなくてよかった。気合の勝利だな。ふふん。
そんなわけで浴衣はパス。(やや言い訳気味。結局そんなに暑くなかったから浴衣でもよかった・・でもひとりで場所取りしてて浴衣は寂しすぎるよね、ね。)
赤レンガパークの芝生に陣取ったのは15時半過ぎ。冷えたビールとスパークリングワイン片手に雨男が登場したのは19時前。ひとりでぼーっとするのは得意技なのであまり待った感じはしなかった。でもビール飲むの我慢してたのがつらかった・・・周囲はすっかりできあがっているのに・・・ううう。
真正面に上がる花火はやっぱりいいです。今年最初の花火。
それにしても雨じゃなくてよかった。気合の勝利だな。ふふん。
「うら騒ぎ」「尺には尺を」
2005年7月13日「うら騒ぎ」
新国立劇場小ホール 14時開演 上手中央寄り
二回目の「うら騒ぎ」。今回は演出席の列並びの席。マイクを通さない白井さんの声もしっかり聞こえてさらに満足。
やっぱり今井さんがいいです。コメディでもあの正確な演技が冴える。特に「段取り命」のこの芝居ではなおさら。
子供のためのシェイクスピアカンパニー
「尺には尺を」
紀伊国屋サザンシアター 19時開演 中央前方/東京初日
作:W.シェイクスピア 小田島雄志翻訳
脚本・演出:山崎清介
出演:伊沢磨紀 山口雅義 間宮啓行 彩乃木崇之 戸谷昌弘
山谷典子 大内めぐみ 山崎清介
場所を新宿に移動して、恒例の「子供のためのシェイクスピア」。今年もやってまいりました。1995年のスタートから毎年欠かさない舞台。これを観ると夏が来たなあと思う。
ウィーンの公爵は、政治を部下のアンジェロに任せ、姿を隠してしまいます。公爵代理として権力を持ったアンジェロは、厳しい法律を使って次々に国民を罰していきます。婚前交渉の罪で死刑を言い渡された兄を助けようと、見習い修道尼イザベラはアンジェロに訴えに行きますが、そのイザベラにアンジェロは一目惚れしてしまい・・・。
権力を手にしたアンジェロと、それを陰で観察している公爵。なんとも後味悪いんです・・・このお話。いや、このカンパニーの芝居そのものは最高です。「良質」というのはこういうことなのだと毎年思う。子供のための・・・とはいっても、子供におもねない芝居作り。
でも、でも、このオハナシはやっぱり・・・ねえ。一見公爵は良識のある善人のようではありますが、実はちょっとばかりちがう。まさに「尺には尺を」の公爵の裁量のなかでも、アンジェロに科した「結婚には結婚を」は特にキビシイ。しかも公爵自身がイザベラに求婚しちゃうというオチ。
アンジェロの山口雅義さんが秀逸。カタブツが壊れるとああなるああなる!!かなり笑えます。
満場の大拍手で迎えたカテコで伊沢さんがちょっとうるうるっとしてらした様に見えたのだけど、初日だったからか、公爵の役作りにご苦労があったのか・・・もらい泣きしそうだった。
ちなみに、この日はマチソワ両方で佐藤誓さんをお見かけしました。
新国立劇場小ホール 14時開演 上手中央寄り
二回目の「うら騒ぎ」。今回は演出席の列並びの席。マイクを通さない白井さんの声もしっかり聞こえてさらに満足。
やっぱり今井さんがいいです。コメディでもあの正確な演技が冴える。特に「段取り命」のこの芝居ではなおさら。
子供のためのシェイクスピアカンパニー
「尺には尺を」
紀伊国屋サザンシアター 19時開演 中央前方/東京初日
作:W.シェイクスピア 小田島雄志翻訳
脚本・演出:山崎清介
出演:伊沢磨紀 山口雅義 間宮啓行 彩乃木崇之 戸谷昌弘
山谷典子 大内めぐみ 山崎清介
場所を新宿に移動して、恒例の「子供のためのシェイクスピア」。今年もやってまいりました。1995年のスタートから毎年欠かさない舞台。これを観ると夏が来たなあと思う。
ウィーンの公爵は、政治を部下のアンジェロに任せ、姿を隠してしまいます。公爵代理として権力を持ったアンジェロは、厳しい法律を使って次々に国民を罰していきます。婚前交渉の罪で死刑を言い渡された兄を助けようと、見習い修道尼イザベラはアンジェロに訴えに行きますが、そのイザベラにアンジェロは一目惚れしてしまい・・・。
権力を手にしたアンジェロと、それを陰で観察している公爵。なんとも後味悪いんです・・・このお話。いや、このカンパニーの芝居そのものは最高です。「良質」というのはこういうことなのだと毎年思う。子供のための・・・とはいっても、子供におもねない芝居作り。
でも、でも、このオハナシはやっぱり・・・ねえ。一見公爵は良識のある善人のようではありますが、実はちょっとばかりちがう。まさに「尺には尺を」の公爵の裁量のなかでも、アンジェロに科した「結婚には結婚を」は特にキビシイ。しかも公爵自身がイザベラに求婚しちゃうというオチ。
アンジェロの山口雅義さんが秀逸。カタブツが壊れるとああなるああなる!!かなり笑えます。
満場の大拍手で迎えたカテコで伊沢さんがちょっとうるうるっとしてらした様に見えたのだけど、初日だったからか、公爵の役作りにご苦労があったのか・・・もらい泣きしそうだった。
ちなみに、この日はマチソワ両方で佐藤誓さんをお見かけしました。
クリオネプロデュース 「パリアッチ」
2005年7月12日クリオネプロデュース 「パリアッチ」
スペース・ゼロ 19時開演 上手前方
脚本・演出:倉持裕
出演: 小林高鹿、瀬戸カトリーヌ、片桐仁、細見大輔、
伊達暁、ぼくもとさきこ、郷本直也、野口かおる、
玉置孝匡、つまみ枝豆、こぐれ修
オペラ「I Pagliacci」(道化師)をロングラン上演中の劇場。そのVIPルームは劇場関係者の「さぼり部屋」。バルコニーに面に面した「立派な部屋」の主はプリマドンナのヒモの作曲家。彼はロングラン中の一年間、ずっとこの部屋に詰めていることを求められ、それに従って日参する日々。そこに劇作家、プリマドンナのマネージャー、警備員などなどが登場・・・オペラをシンクロして、この「立派な部屋」でも事件が起きる。
うっかりじーんとしてしまいました。いろんな「好きな気持ち」が本質とはちがう「単なる執着」に変わる。なぜ執着するのかすらもう本人にもわからなくなってしまう。その執着がうっとうしくもあり、愛しくもあり。
理系芝居(と、私は勝手に思う)の倉持さんが描く、意外なほどのセンチメンタルな芝居。
オペラに限定すればあり得ない設定だらけだろうけど、そこをとやかく言っても始まらない。そういうのをお求めならオペラを観にいけばよろしい。この場合割り切ることも重要。この芝居は観客の目線によって思いが大きく変わるだろう。
ラーメンズ・片桐さん目当ての客層にはきびしかったかもな。
スペース・ゼロ 19時開演 上手前方
脚本・演出:倉持裕
出演: 小林高鹿、瀬戸カトリーヌ、片桐仁、細見大輔、
伊達暁、ぼくもとさきこ、郷本直也、野口かおる、
玉置孝匡、つまみ枝豆、こぐれ修
オペラ「I Pagliacci」(道化師)をロングラン上演中の劇場。そのVIPルームは劇場関係者の「さぼり部屋」。バルコニーに面に面した「立派な部屋」の主はプリマドンナのヒモの作曲家。彼はロングラン中の一年間、ずっとこの部屋に詰めていることを求められ、それに従って日参する日々。そこに劇作家、プリマドンナのマネージャー、警備員などなどが登場・・・オペラをシンクロして、この「立派な部屋」でも事件が起きる。
うっかりじーんとしてしまいました。いろんな「好きな気持ち」が本質とはちがう「単なる執着」に変わる。なぜ執着するのかすらもう本人にもわからなくなってしまう。その執着がうっとうしくもあり、愛しくもあり。
理系芝居(と、私は勝手に思う)の倉持さんが描く、意外なほどのセンチメンタルな芝居。
オペラに限定すればあり得ない設定だらけだろうけど、そこをとやかく言っても始まらない。そういうのをお求めならオペラを観にいけばよろしい。この場合割り切ることも重要。この芝居は観客の目線によって思いが大きく変わるだろう。
ラーメンズ・片桐さん目当ての客層にはきびしかったかもな。
RISTORANTE HiRo CENTRO
2005年7月7日 七夕の夜はお約束通り曇り空。今年も彦星と織姫は地上人の目を避けて、雲の上での再会です。
会社の会食で丸ビル35階のRISTORANTE HiRo CENTROへ。七夕なのでエントランスには笹の葉。そしてテーブルには素敵な和紙の短冊。食後にお願い事を書いてくださいという趣向。
オープンキッチンで活気のある店内。しっとりとお食事というより、夜景はそこそこでひたすら楽しく飲み食いする雰囲気かな。
8000円++のプリフィクス。前菜2品・パスタ・メイン・ドルチェ、コーヒーまで込みでこのお値段。それぞれのお皿が印象的で、どれもちょっとした驚きがある。盛り付け・素材の取り合わせ・温度差・・・などなど、とにかく演出上手。これはイタリアンというより完全に「山田宏巳の料理」という感じ。この演出を「いじりすぎ」と感じる人もいるかもしれませんが。
インパクトがある代わりに、味が濃い傾向にあるかな。
接客もオープン当初は色々言われていたようですが、私達のテーブルを担当してくれた方はフレンドリーかつアドバイスも的確に思いました。お店の雰囲気にぱしっと合ったサービス振り。
大満足です。(しかも会社のお金だし。)ごちそうさまでした。
会社の会食で丸ビル35階のRISTORANTE HiRo CENTROへ。七夕なのでエントランスには笹の葉。そしてテーブルには素敵な和紙の短冊。食後にお願い事を書いてくださいという趣向。
オープンキッチンで活気のある店内。しっとりとお食事というより、夜景はそこそこでひたすら楽しく飲み食いする雰囲気かな。
8000円++のプリフィクス。前菜2品・パスタ・メイン・ドルチェ、コーヒーまで込みでこのお値段。それぞれのお皿が印象的で、どれもちょっとした驚きがある。盛り付け・素材の取り合わせ・温度差・・・などなど、とにかく演出上手。これはイタリアンというより完全に「山田宏巳の料理」という感じ。この演出を「いじりすぎ」と感じる人もいるかもしれませんが。
インパクトがある代わりに、味が濃い傾向にあるかな。
接客もオープン当初は色々言われていたようですが、私達のテーブルを担当してくれた方はフレンドリーかつアドバイスも的確に思いました。お店の雰囲気にぱしっと合ったサービス振り。
大満足です。(しかも会社のお金だし。)ごちそうさまでした。
テレビを捨てた。
2005年7月5日 昼ごはんはニョッキを茹でる。ソースは昨日雨男が持ってきてくれたモッツアレラとトマト。パルジャミーノを溶かし込んでコクを出すのが美味。
やっとテレビを処分した。ついでにPS2も。ああすっきり。必要ないものはどんどん手放す。本当に必要で、好きなものだけが身の回りにあればよし。無駄に物を持つのはやめやめ。
「新選組!」以来絶対観なきゃ、って気になる番組もない。芸能スキャンダルも特に興味なし。兄弟仲良くしろよ、とは思うけども。
ニュースはネットで十分事足りる。このPCにTVチューナー接続するって手もあるし。
とはいえ、DVD借りてきてソファでのんびり鑑賞・・・のためにはディスプレイが必要かな。まあ、ゆっくり考えよ。
やっとテレビを処分した。ついでにPS2も。ああすっきり。必要ないものはどんどん手放す。本当に必要で、好きなものだけが身の回りにあればよし。無駄に物を持つのはやめやめ。
「新選組!」以来絶対観なきゃ、って気になる番組もない。芸能スキャンダルも特に興味なし。兄弟仲良くしろよ、とは思うけども。
ニュースはネットで十分事足りる。このPCにTVチューナー接続するって手もあるし。
とはいえ、DVD借りてきてソファでのんびり鑑賞・・・のためにはディスプレイが必要かな。まあ、ゆっくり考えよ。
うら騒ぎ/ノイゼズ・オフ
2005年6月29日
シリーズ笑い4「うら騒ぎ/ノイゼズ・オフ」
新国立劇場 小ホール 19時開演1階B2列2番
作 : マイケル・フレイン
翻訳 :小田島恒志
演出: 白井晃
キャスト: 沢田亜矢子 井川 遥 谷村実紀 山崎美貴 今井朋彦
羽場裕一 大林洋平 白井 晃 森塚 敏
一幕目は舞台「ナッシング・オン」の初日を明日に控えての舞台稽古。台本の完成が遅れたため俳優は段取りを覚えられなくて四苦八苦。スタッフ(舞監・大林洋平、助手・谷村実紀)は連日の徹夜で意識も朦朧、稽古は遅々として進まない。真夜中の12時を過ぎて、根気強い演出家(白井晃)の我慢も限界。それでも一座は何とか明日の初日を迎えるべく懸命に稽古を続けるのだった。
その1ヵ月後。開演5分前の舞台裏では、俳優二人が姿を消したまま。そこへ、人目を忍んで演出家が久しぶりに姿を見せた。舞台監督助手が演出家に何かをうち明けようとするが、演出家は取り合わない。彼のお目当ては若手美人女優。何層にも絡まる複雑な恋愛模様が大変なハプニングを巻き起こしていく。
さらに2ヵ月後。千秋楽にもかかわらず、舞台裏からは女優二人が喧嘩する声が客席まで聞こえてくる。だが、開演を告げる音楽が流れ、幕は開いた。そしてこの日、舞台はいつもと違う「幕」を迎えようとしていた……。
まさに「ショウ・マスト・ゴー・オン」のバックステージもの。舞台の裏と表のドタバタコメディーに笑いの連続。そしてそれをがっちりと裏付ける超緻密な脚本。
もちろん翻訳物なんだけど、白井さんも「演出家白井晃」として舞台に立つし、他の役者さんも実名にて登場。なんだか、「ナッシング・オン」という劇中劇を見ているようでいて、「ノイゼズ・オフ」の舞台裏をこっそり覗き見しているような感じ。
客席にもちゃんと「演出席」が設営してあります。一幕は白井さんも演出席から「演出として」芝居。今回は席が前方だったので、演出席が見えずに残念・・・。マイクで指示を出す以外にも、細かく細かく芝居してたみたいです。あの席の周囲の観客だけの特別のお楽しみ。
休憩時間もできれば席を立たないほうがよろしい。とにかく仕掛けがたっぷり。もう、とにかく面白すぎて気を抜けない。笑い疲れ。
演出はもちろん、役者としての白井さんにも大満足。さらに今井さんのあの嫌味な感じがまた最高です。
舞台慣れしていないアイドルという設定の井川遥ちゃんも、どんぴしゃり。沢田さんといい、敏さんといい、うまいキャスティングだなあと感心しきり。
ラストが、ちょっと息切れというか、それまでの緻密さがふっと抜けてしまっているような気がしますが、それもまたよし。
ああ、舞台ならではの興奮って、こういうのだなあ。しあわせ。
もう一回観たい!
新国立劇場 小ホール 19時開演1階B2列2番
作 : マイケル・フレイン
翻訳 :小田島恒志
演出: 白井晃
キャスト: 沢田亜矢子 井川 遥 谷村実紀 山崎美貴 今井朋彦
羽場裕一 大林洋平 白井 晃 森塚 敏
一幕目は舞台「ナッシング・オン」の初日を明日に控えての舞台稽古。台本の完成が遅れたため俳優は段取りを覚えられなくて四苦八苦。スタッフ(舞監・大林洋平、助手・谷村実紀)は連日の徹夜で意識も朦朧、稽古は遅々として進まない。真夜中の12時を過ぎて、根気強い演出家(白井晃)の我慢も限界。それでも一座は何とか明日の初日を迎えるべく懸命に稽古を続けるのだった。
その1ヵ月後。開演5分前の舞台裏では、俳優二人が姿を消したまま。そこへ、人目を忍んで演出家が久しぶりに姿を見せた。舞台監督助手が演出家に何かをうち明けようとするが、演出家は取り合わない。彼のお目当ては若手美人女優。何層にも絡まる複雑な恋愛模様が大変なハプニングを巻き起こしていく。
さらに2ヵ月後。千秋楽にもかかわらず、舞台裏からは女優二人が喧嘩する声が客席まで聞こえてくる。だが、開演を告げる音楽が流れ、幕は開いた。そしてこの日、舞台はいつもと違う「幕」を迎えようとしていた……。
まさに「ショウ・マスト・ゴー・オン」のバックステージもの。舞台の裏と表のドタバタコメディーに笑いの連続。そしてそれをがっちりと裏付ける超緻密な脚本。
もちろん翻訳物なんだけど、白井さんも「演出家白井晃」として舞台に立つし、他の役者さんも実名にて登場。なんだか、「ナッシング・オン」という劇中劇を見ているようでいて、「ノイゼズ・オフ」の舞台裏をこっそり覗き見しているような感じ。
客席にもちゃんと「演出席」が設営してあります。一幕は白井さんも演出席から「演出として」芝居。今回は席が前方だったので、演出席が見えずに残念・・・。マイクで指示を出す以外にも、細かく細かく芝居してたみたいです。あの席の周囲の観客だけの特別のお楽しみ。
休憩時間もできれば席を立たないほうがよろしい。とにかく仕掛けがたっぷり。もう、とにかく面白すぎて気を抜けない。笑い疲れ。
演出はもちろん、役者としての白井さんにも大満足。さらに今井さんのあの嫌味な感じがまた最高です。
舞台慣れしていないアイドルという設定の井川遥ちゃんも、どんぴしゃり。沢田さんといい、敏さんといい、うまいキャスティングだなあと感心しきり。
ラストが、ちょっと息切れというか、それまでの緻密さがふっと抜けてしまっているような気がしますが、それもまたよし。
ああ、舞台ならではの興奮って、こういうのだなあ。しあわせ。
もう一回観たい!
AUXAMIS TOKYO
2005年6月28日 雨男の誕生日。東京は36度という6月としては記録的な猛暑に。
去年はパークハイアットにお泊りという「物より思い出」形式のプレゼントだったので、今年は「やっぱ物も大事」ってことで、まずは銀座でお買い物。
陽が落ちてだいぶ涼しくなった銀座から、歩いて丸ビルに向かう。それでも途中のカフェでビールを一杯。小雨がぱらつきだすあたりがさすが雨男。
丸ビル35階の「AUXAMIS TOKYO」は銀座のワインバー、「オザミ・デ・ヴァン」の姉妹店。今日はお誕生日ということもあって、おのぼりさん的に高いところに昇ってみました。
結構狭い店内。これが賛否あるらしい。私はこの狭さもまたいいと思うけど、確かに客層によって雰囲気が大きく左右される危険アリかも。窓際のカップルシート4席は当然満席。
ビルの東側なので夜景はまあフツウ。20時半の予約だったので、私達の乾杯にあわせてディズニーランドの花火が遠くで小さくあがるのが見える。自分のお祝いじゃないのに、かなり喜ぶワタクシ。
カウンターでは妙齢のおばさまがおひとりでワインとアラカルトをたしなむ姿が。しかも二人も。ああ、あと20年研鑽を積んでああなりたい・・・。
美味しくお食事。そしてワイン。変に緊張せずに、リラックスして素直に楽しめる雰囲気が気に入りました。がつんと印象に残るお皿はないけど、お値段相応のヨロコビがあります。この価格帯ってがっかり率もかなり高いので、今日は大満足。サービスもテンポよく軽快です。
オーダーしたコースにあわせたグラスワインのセットも色々楽しめてうれしい。約2時間、とても気持ちよく過ごすことができました。主役よりも自分が楽しんでしまったかも。
・・・対投資効果に期待なのだ・・・ね・・・ふふふ。
去年はパークハイアットにお泊りという「物より思い出」形式のプレゼントだったので、今年は「やっぱ物も大事」ってことで、まずは銀座でお買い物。
陽が落ちてだいぶ涼しくなった銀座から、歩いて丸ビルに向かう。それでも途中のカフェでビールを一杯。小雨がぱらつきだすあたりがさすが雨男。
丸ビル35階の「AUXAMIS TOKYO」は銀座のワインバー、「オザミ・デ・ヴァン」の姉妹店。今日はお誕生日ということもあって、おのぼりさん的に高いところに昇ってみました。
結構狭い店内。これが賛否あるらしい。私はこの狭さもまたいいと思うけど、確かに客層によって雰囲気が大きく左右される危険アリかも。窓際のカップルシート4席は当然満席。
ビルの東側なので夜景はまあフツウ。20時半の予約だったので、私達の乾杯にあわせてディズニーランドの花火が遠くで小さくあがるのが見える。自分のお祝いじゃないのに、かなり喜ぶワタクシ。
カウンターでは妙齢のおばさまがおひとりでワインとアラカルトをたしなむ姿が。しかも二人も。ああ、あと20年研鑽を積んでああなりたい・・・。
美味しくお食事。そしてワイン。変に緊張せずに、リラックスして素直に楽しめる雰囲気が気に入りました。がつんと印象に残るお皿はないけど、お値段相応のヨロコビがあります。この価格帯ってがっかり率もかなり高いので、今日は大満足。サービスもテンポよく軽快です。
オーダーしたコースにあわせたグラスワインのセットも色々楽しめてうれしい。約2時間、とても気持ちよく過ごすことができました。主役よりも自分が楽しんでしまったかも。
・・・対投資効果に期待なのだ・・・ね・・・ふふふ。
隣の男
2005年6月22日岩松了3本連続公演「隣の男」
本多劇場 14時開演
竹田 大森南朋
宇野 戸田昌宏
八千代 鈴木砂羽
宮地 久遠さやか
眼鏡店主・竹田。一人暮らしのその家になにかと言っては入り浸る、お隣さんのタクシー運転手・宇野。夫同様にちょくちょく訪れる宇野の妻・八千代。そして竹田の出した下宿人募集にやってきた可愛く若い宮地に竹田は気もそぞろ。
八千代と竹田はどうやらただならぬ深い関係。お互いの事情を気づいているのか、どうなのか・・・悪意なのか善意なのか、真実なのか妄想なのか、ひたすらもやもやっとした、距離感のある人間関係。
大森南朋さん、眼鏡が素敵。芝居全体を貫く「いらいら感」の中で、ちょっと抜けたいい人。
いかにも岩松ワールドの展開。具沢山の不条理と思わせて、うっかりほろりとさせられる。
本多劇場 14時開演
竹田 大森南朋
宇野 戸田昌宏
八千代 鈴木砂羽
宮地 久遠さやか
眼鏡店主・竹田。一人暮らしのその家になにかと言っては入り浸る、お隣さんのタクシー運転手・宇野。夫同様にちょくちょく訪れる宇野の妻・八千代。そして竹田の出した下宿人募集にやってきた可愛く若い宮地に竹田は気もそぞろ。
八千代と竹田はどうやらただならぬ深い関係。お互いの事情を気づいているのか、どうなのか・・・悪意なのか善意なのか、真実なのか妄想なのか、ひたすらもやもやっとした、距離感のある人間関係。
大森南朋さん、眼鏡が素敵。芝居全体を貫く「いらいら感」の中で、ちょっと抜けたいい人。
いかにも岩松ワールドの展開。具沢山の不条理と思わせて、うっかりほろりとさせられる。
T.Y. Harbor brewery
2005年6月20日 今日は暑かった→水辺→天王洲、という雨男のリクエスト。水辺といったらここでしょう。雨男のちょっとした遅刻のお陰でテラス席のベスポジ確保。
ゆらゆら揺れる運河に映りこむ灯り。テラス席の快適さは相変わらず。でも改装して屋内がとても狭苦しいテーブル配置になったのはとても残念。あのゆとりが魅力だったのに・・・これではそこいらのファミレス並み。事前にテラスが取れないならもう来ないかも。あの突き抜けた感じが大好きな空間だっただけに果てしなく残念無念。
さて、現れた雨男はノータイの「クールビズ」。ああ、でも第2ボタンまで開けたそれはちょっとセクシーすぎやしませんかあ・・・どきどき。ていうかなんかいつになくラテン系。全然「クール」じゃないってば。
もしそれで仕事してたとしたら罪です、罪!!他の人の前でそんなにしどけなくしたら勿体ない。だめだめ!!絶対だめ!
久しぶりに会ったアドバンテージかしら。それにしても、どきどきしっぱなしで終わった一日。雨は降らなかったけど・・・完敗だわ。
ゆらゆら揺れる運河に映りこむ灯り。テラス席の快適さは相変わらず。でも改装して屋内がとても狭苦しいテーブル配置になったのはとても残念。あのゆとりが魅力だったのに・・・これではそこいらのファミレス並み。事前にテラスが取れないならもう来ないかも。あの突き抜けた感じが大好きな空間だっただけに果てしなく残念無念。
さて、現れた雨男はノータイの「クールビズ」。ああ、でも第2ボタンまで開けたそれはちょっとセクシーすぎやしませんかあ・・・どきどき。ていうかなんかいつになくラテン系。全然「クール」じゃないってば。
もしそれで仕事してたとしたら罪です、罪!!他の人の前でそんなにしどけなくしたら勿体ない。だめだめ!!絶対だめ!
久しぶりに会ったアドバンテージかしら。それにしても、どきどきしっぱなしで終わった一日。雨は降らなかったけど・・・完敗だわ。
異業種交流
2005年6月17日 社外の研修に参加させてもらう。女性アシスタントをまとめる立場の人のための研修。
研修内容は、まあありきたりというか新しい発見がある訳ではない。問題解決ノウハウや簡単なコーチング、接客接遇の基礎などなど。
面白かったのは異業種交流。集まったのは女性ばかりなんだけれども、やっぱり大企業の採用のふるいにかかって、しかも頑張って今の仕事を続けている中堅社員以上の人というのは、「人柄がよい」「人の話を聞く態度がやわらかい」という共通項がある。なんというか、余裕というか、残る理由みたいなものがうかがえる。披露宴で親戚一同から評判のいいテーブル、みたいなかんじ。
語弊はあろうかと思うけどあえて言えば、ちいさな会社の子達(私の倍働いていらっしゃる超ベテランも含めて)は、やっぱり会社柄を体現しているかのような個性の持ち主が殆ど。
ふうむ、なるほどなあ。淘汰のプロセスによってこうもちがうもんなのね。
ま、たかだか30人のセミナーだけれど、「誇りをもった事務職」の人達の集団に身を置く経験は貴重だった。
事務屋のプロ魂が呼び起こされた。
研修内容は、まあありきたりというか新しい発見がある訳ではない。問題解決ノウハウや簡単なコーチング、接客接遇の基礎などなど。
面白かったのは異業種交流。集まったのは女性ばかりなんだけれども、やっぱり大企業の採用のふるいにかかって、しかも頑張って今の仕事を続けている中堅社員以上の人というのは、「人柄がよい」「人の話を聞く態度がやわらかい」という共通項がある。なんというか、余裕というか、残る理由みたいなものがうかがえる。披露宴で親戚一同から評判のいいテーブル、みたいなかんじ。
語弊はあろうかと思うけどあえて言えば、ちいさな会社の子達(私の倍働いていらっしゃる超ベテランも含めて)は、やっぱり会社柄を体現しているかのような個性の持ち主が殆ど。
ふうむ、なるほどなあ。淘汰のプロセスによってこうもちがうもんなのね。
ま、たかだか30人のセミナーだけれど、「誇りをもった事務職」の人達の集団に身を置く経験は貴重だった。
事務屋のプロ魂が呼び起こされた。
他人の人生を生きるな。
2005年6月16日 「人の時間には限りがある。だから他人の人生を生きて時間を無駄にするな」
アップルのスティーブ・ジョブズが スタンフォード大学の卒業生たちに向かって述べたスピーチの一節。
膵臓ガンで余命半年と宣告された経験がこの重い言葉を導いているのだけれど、これには正直、どかん!と頭と心に衝撃を受けました。
なんとなくぼんやりとわかっていることを、こうもわかりやすい言葉で提示されると、その衝撃は大きい。
自分だっていつ死んでしまうかわからない。明日かもしれないし、数時間後かもしれないし、それは誰にもわからない。
今自分が信じるもの、自分が最も大事にしているものに全身全霊を傾けて、正面から向きあうことしかないということ。
「モリー先生との火曜日」でも同じような感銘を受けたけれど、彼の言葉は経営者らしく、ストレートで胸に突き刺さる。
「本当に大切なもの」に、自分の持てる力を全て傾ける。たった一回の人生を楽しむために、全力で向きあう。
アップルのスティーブ・ジョブズが スタンフォード大学の卒業生たちに向かって述べたスピーチの一節。
膵臓ガンで余命半年と宣告された経験がこの重い言葉を導いているのだけれど、これには正直、どかん!と頭と心に衝撃を受けました。
なんとなくぼんやりとわかっていることを、こうもわかりやすい言葉で提示されると、その衝撃は大きい。
自分だっていつ死んでしまうかわからない。明日かもしれないし、数時間後かもしれないし、それは誰にもわからない。
今自分が信じるもの、自分が最も大事にしているものに全身全霊を傾けて、正面から向きあうことしかないということ。
「モリー先生との火曜日」でも同じような感銘を受けたけれど、彼の言葉は経営者らしく、ストレートで胸に突き刺さる。
「本当に大切なもの」に、自分の持てる力を全て傾ける。たった一回の人生を楽しむために、全力で向きあう。
石垣で自分に出会う話
2005年6月13日
海側育ちだからか。常に海や、海に注ぐ川沿いに住んでいたからか、水辺が落ち着く。森林も好きだけれど、癒されるのは水のある場所。
石垣・川平湾の「B&B KABIRA」で自転車(なんと電動アシスト付!)を借りて、2キロ先の石底ビーチまで出かけた。
電動アシストの有難さを感じつつ、結構な坂道を反射的に立ちコギしてえっちらおっちら登っていると、ふっと中学・高校時代にチャリンコこいで海に出かける自分が降りてくる。
そうだ。
日本海の暗い鉛色の海でも、夏は夏の色に染まっていた。海までは私の住む町からはちいさな山を越えないといけないけど、制服のまま、頑張って自転車こいで、海に出かけた。それは丁度2キロあるかないかだったと思う。チャリで10分かそこらだったか。
で、だらだら汗かいて、セーラー服の背中もぺったり張りついたまま、カキ氷を食べる。そもそも外で買い食いすることが禁止事項な時代の話。しかも制服でね。
カキ氷だって立派な御禁制品なわけです。
そう知ってて、売ってくれたおばちゃんに感謝。
なんでも手に入る今の子が羨ましい。でもね、禁を破ることは今より格段のステイタスだったのだよ、たとえそれが「宇治金時ミルク」でもね。
石垣・川平湾の「B&B KABIRA」で自転車(なんと電動アシスト付!)を借りて、2キロ先の石底ビーチまで出かけた。
電動アシストの有難さを感じつつ、結構な坂道を反射的に立ちコギしてえっちらおっちら登っていると、ふっと中学・高校時代にチャリンコこいで海に出かける自分が降りてくる。
そうだ。
日本海の暗い鉛色の海でも、夏は夏の色に染まっていた。海までは私の住む町からはちいさな山を越えないといけないけど、制服のまま、頑張って自転車こいで、海に出かけた。それは丁度2キロあるかないかだったと思う。チャリで10分かそこらだったか。
で、だらだら汗かいて、セーラー服の背中もぺったり張りついたまま、カキ氷を食べる。そもそも外で買い食いすることが禁止事項な時代の話。しかも制服でね。
カキ氷だって立派な御禁制品なわけです。
そう知ってて、売ってくれたおばちゃんに感謝。
なんでも手に入る今の子が羨ましい。でもね、禁を破ることは今より格段のステイタスだったのだよ、たとえそれが「宇治金時ミルク」でもね。
八重山に行ってきた。
2005年6月10日
うわ、こんなに更新してなかったのね。
芝居も観てないし、なんだか忙しいし、ネタもないしのないない尽くしのなか、石垣島と竹富島に行ってきました。
4泊5日でうち一泊が竹富島。
3日目あたりで自分の表情から剣が取れているのに気づく。なにしろ殆どなにもしないで毎日海で呆けていたので。そりゃ表情も変わるだろう・・・。
竹富島の素晴らしさはいろんなところで言い尽くされているので特に書きませんが、この「祈り」と「芸能」の島は確かに魅力にあふれています。
で、今回のメインは石垣島・川平湾に立つホテル、「B&B KABIRA」に滞在すること。ここに2泊。
かの二期倶楽部系列のこちらは川平湾に面して、いやいや、面してというかオン・ザ・ビーチ。別荘をリノベーションしていてわずか8室というちいさなホテル。
その立地のよさは勿論、アジアンムードの漂う上品なインテリアといい、スタッフの接客といい、シンプルだけれどくつろげる、本当にいいホテルでした。リネンもとても質の高いものを使っていて、ベッドの寝心地、タオルの肌触りも最高。さすが二期倶楽部。
レストランも気に入りました。ディナーのコースも勿論よかったけど、朝食がまた素敵。
絶対また泊まりたい。
芝居も観てないし、なんだか忙しいし、ネタもないしのないない尽くしのなか、石垣島と竹富島に行ってきました。
4泊5日でうち一泊が竹富島。
3日目あたりで自分の表情から剣が取れているのに気づく。なにしろ殆どなにもしないで毎日海で呆けていたので。そりゃ表情も変わるだろう・・・。
竹富島の素晴らしさはいろんなところで言い尽くされているので特に書きませんが、この「祈り」と「芸能」の島は確かに魅力にあふれています。
で、今回のメインは石垣島・川平湾に立つホテル、「B&B KABIRA」に滞在すること。ここに2泊。
かの二期倶楽部系列のこちらは川平湾に面して、いやいや、面してというかオン・ザ・ビーチ。別荘をリノベーションしていてわずか8室というちいさなホテル。
その立地のよさは勿論、アジアンムードの漂う上品なインテリアといい、スタッフの接客といい、シンプルだけれどくつろげる、本当にいいホテルでした。リネンもとても質の高いものを使っていて、ベッドの寝心地、タオルの肌触りも最高。さすが二期倶楽部。
レストランも気に入りました。ディナーのコースも勿論よかったけど、朝食がまた素敵。
絶対また泊まりたい。
新人からのプレゼント
2005年5月26日 中目黒「ヨハン」といえばチーズケーキの名店。お昼から戻った新人ちゃんが、買って来てくれました。なんと、なけなしの初任給で。
「はじめてお給料頂いたので。毎日お世話になっています!」
ええ〜!!!!!!本当に???感涙。
いや、プレッシャーかけた訳ぢゃないんですが。(しかし心当たりがないわけではない・・・)
美味しく頂きました。ありがとう。
毎日厳しくしているけど、これからも手を緩めないことが愛だといつか気づく日が来るはず。
この日々は人生の糧になります。きっと。
て、いうか、その前に辞めないでくれい。
でも、ありがとう。
「はじめてお給料頂いたので。毎日お世話になっています!」
ええ〜!!!!!!本当に???感涙。
いや、プレッシャーかけた訳ぢゃないんですが。(しかし心当たりがないわけではない・・・)
美味しく頂きました。ありがとう。
毎日厳しくしているけど、これからも手を緩めないことが愛だといつか気づく日が来るはず。
この日々は人生の糧になります。きっと。
て、いうか、その前に辞めないでくれい。
でも、ありがとう。
イアソンはラモス。
2005年5月24日「メディア」
シアターコクーン 19時開演 1階B列19番
二回目の「王女メディア」。夕方からの豪雨はまさにメディア日和。先週は2階席から舞台の美しさの全貌を堪能できたので、今回の4列目はまた美味しい。水がかりギリギリ。
コロスも終始舞台上。メディア以外の登場人物もそれぞれ印象的なのにもかかわらず、幕が降りた時は「大竹しのぶの一人舞台」を観たような気持ちになる。
イアソンは「ワルイ男」というより、情けなさが際立つ。メディアの知性と神に祝福された出自に比較すると、人物的に小さい。(ギリシア神話でのイアソンはケンタウロスに育てられ、女神ヘラとアテナの神助を得ていますが)そのあたりを生瀬さんは好演されていました。
ちなみに、年老いたイアソンはメディアの予言通り、自らの栄光の証のアルゴ船の船首の残骸の下敷きとなって世を去ります。
ところで、間近で拝見したイアソン・・・うーん、どこかでこういう雰囲気の人みたことあるなあ、髪型といい、顔立ちといい、所作といい・・・と、考えていてはたと気付きました。
・・・生瀬さん、あのイアソンはかなり「ラモス」入ってます。
そろそろ楽日なので以下ネタばれ。
舞台奥の搬出口を開けるラストは、もはやありきたり。「あれ」ができるのは確かにコクーンならではだけど、この機構を使った演出は勘九郎時代のコクーン歌舞伎「夏祭浪花鑑」が頂点だと思っている、私が観た限りでいえば。
だから、いまさらそれはなあ・・・と、ちょっと困惑。そもそも現代に引き戻す必然を感じない。
帰りに、東急本店前の「VIRON」でハムとコンテのバゲットサンドを買って帰る。ここのパンは高いけど味が深くて美味しいのだ。
今日はこのバゲットにワインで夕ゴハンだあ、と思って寄った恵比寿の成城石井に「CHIMAY」の赤・白・青各1本にグラスがついたセットが!勿論購入。雨のなかワインとこのセットの箱を抱えて帰る・・・重かった。
シアターコクーン 19時開演 1階B列19番
二回目の「王女メディア」。夕方からの豪雨はまさにメディア日和。先週は2階席から舞台の美しさの全貌を堪能できたので、今回の4列目はまた美味しい。水がかりギリギリ。
コロスも終始舞台上。メディア以外の登場人物もそれぞれ印象的なのにもかかわらず、幕が降りた時は「大竹しのぶの一人舞台」を観たような気持ちになる。
イアソンは「ワルイ男」というより、情けなさが際立つ。メディアの知性と神に祝福された出自に比較すると、人物的に小さい。(ギリシア神話でのイアソンはケンタウロスに育てられ、女神ヘラとアテナの神助を得ていますが)そのあたりを生瀬さんは好演されていました。
ちなみに、年老いたイアソンはメディアの予言通り、自らの栄光の証のアルゴ船の船首の残骸の下敷きとなって世を去ります。
ところで、間近で拝見したイアソン・・・うーん、どこかでこういう雰囲気の人みたことあるなあ、髪型といい、顔立ちといい、所作といい・・・と、考えていてはたと気付きました。
・・・生瀬さん、あのイアソンはかなり「ラモス」入ってます。
そろそろ楽日なので以下ネタばれ。
舞台奥の搬出口を開けるラストは、もはやありきたり。「あれ」ができるのは確かにコクーンならではだけど、この機構を使った演出は勘九郎時代のコクーン歌舞伎「夏祭浪花鑑」が頂点だと思っている、私が観た限りでいえば。
だから、いまさらそれはなあ・・・と、ちょっと困惑。そもそも現代に引き戻す必然を感じない。
帰りに、東急本店前の「VIRON」でハムとコンテのバゲットサンドを買って帰る。ここのパンは高いけど味が深くて美味しいのだ。
今日はこのバゲットにワインで夕ゴハンだあ、と思って寄った恵比寿の成城石井に「CHIMAY」の赤・白・青各1本にグラスがついたセットが!勿論購入。雨のなかワインとこのセットの箱を抱えて帰る・・・重かった。