青山円形劇場プロデュース「MYTH」
2006年5月23日青山円形劇場プロデュース「MYTH」
青山円形劇場 19:00開演 Dブロック45番
脚本・演出:鈴木秀勝
佐藤アツヒロ:息子・タロウ
篠井英介 :父・マサオ
陰山 泰 :弁護士・ミヤモト
中山祐一郎 :友人・ケンタロウ
スズカツさんなんと10年ぶりのオリジナル脚本。味わいはいつもの骨太男芝居なんだけど、テーマの温かさが心を打つ。
自分と母を捨てた父の遺産相続人となった孤独な若者タロウ。弁護士に案内された、遺された屋敷で「父」と名乗る男と出会う。
その「父の幽霊」と会話しながら、タロウは封じ込めていた記憶や想いを開放させ、救済される。
生まれた瞬間から、人は孤独ではない。でも他者の存在を認識するからこそ孤独を感じる。
ラストではじんわりとした柔らかな感情につつまれる。スズカツ芝居に、こんなテイストがあるとは。
青山円形劇場 19:00開演 Dブロック45番
脚本・演出:鈴木秀勝
佐藤アツヒロ:息子・タロウ
篠井英介 :父・マサオ
陰山 泰 :弁護士・ミヤモト
中山祐一郎 :友人・ケンタロウ
スズカツさんなんと10年ぶりのオリジナル脚本。味わいはいつもの骨太男芝居なんだけど、テーマの温かさが心を打つ。
自分と母を捨てた父の遺産相続人となった孤独な若者タロウ。弁護士に案内された、遺された屋敷で「父」と名乗る男と出会う。
その「父の幽霊」と会話しながら、タロウは封じ込めていた記憶や想いを開放させ、救済される。
生まれた瞬間から、人は孤独ではない。でも他者の存在を認識するからこそ孤独を感じる。
ラストではじんわりとした柔らかな感情につつまれる。スズカツ芝居に、こんなテイストがあるとは。
ダ・ヴィンチコード
2006年5月22日 観て来ました。いつもの六本木ヒルズにてレイトショー。
夜のルーブルよかったです・・・まだ記憶も鮮明なので感慨もひとしお。ロンドンもよかったなあ・・・さすがにウェストミンスターではロケできなかった様ですが。そうそう、ニュートンのお墓、私もお参りいたしました。
原作読んでなくて、西洋史やキリスト教の周辺知識がゼロのヒトにはかなり辛い二時間半のはず。例えばマグダラのマリアと聖母マリアを混同しちゃってる人が居たとしたら・・・。
原作の映画化というより、ダイジェスト版の感が強い。自分のなかであれこれ補完しつつ鑑賞。
前半のアナグラム解読はもっと劇的に演出して欲しかった。山場にへんてこなCG作る予算があるならここにお金かけて下さいよ〜。原作読んでてぞくぞくしたあの感じを視覚で感じたかったです。
そもそもあたしのロバートはあんなんじゃないっす。他にアメリカ人はいなかったのかね。トム・ハンクス、声はすごくいいと思うので勿体無かった。あの髪型が・・・。
ロバートとソフィー以外は私のなかではぴたりとはまってました。中でもイアン・マッケラン、最高です。さすが。それにしてもフランス人の刑事はジャン・レノしかいないのか?
それなりに面白かったし、駄作とは思いませんが、映像と音楽のバランスも今ひとつだし、総合点はどうしても低くなってしまいます。
でももう一回観るかも・・・。
夜のルーブルよかったです・・・まだ記憶も鮮明なので感慨もひとしお。ロンドンもよかったなあ・・・さすがにウェストミンスターではロケできなかった様ですが。そうそう、ニュートンのお墓、私もお参りいたしました。
原作読んでなくて、西洋史やキリスト教の周辺知識がゼロのヒトにはかなり辛い二時間半のはず。例えばマグダラのマリアと聖母マリアを混同しちゃってる人が居たとしたら・・・。
原作の映画化というより、ダイジェスト版の感が強い。自分のなかであれこれ補完しつつ鑑賞。
前半のアナグラム解読はもっと劇的に演出して欲しかった。山場にへんてこなCG作る予算があるならここにお金かけて下さいよ〜。原作読んでてぞくぞくしたあの感じを視覚で感じたかったです。
そもそもあたしのロバートはあんなんじゃないっす。他にアメリカ人はいなかったのかね。トム・ハンクス、声はすごくいいと思うので勿体無かった。あの髪型が・・・。
ロバートとソフィー以外は私のなかではぴたりとはまってました。中でもイアン・マッケラン、最高です。さすが。それにしてもフランス人の刑事はジャン・レノしかいないのか?
それなりに面白かったし、駄作とは思いませんが、映像と音楽のバランスも今ひとつだし、総合点はどうしても低くなってしまいます。
でももう一回観るかも・・・。
口内炎と腰痛
2006年5月20日 腰が痛い・・・腰痛持ちではないけど、疲労にくわえて運動不足がたたると、ごくまれにこんな感じになる。あいたたた。
さらには口内炎が二ヶ所。間違って噛んじゃって血豆。あいたたた。
この状況はぐんぐん泳いだり、歩いたりして徹底してカラダを疲れさせるのが一番いいんだろうけどなあ。
さらには口内炎が二ヶ所。間違って噛んじゃって血豆。あいたたた。
この状況はぐんぐん泳いだり、歩いたりして徹底してカラダを疲れさせるのが一番いいんだろうけどなあ。
ふつうのごはん
2006年5月18日 ようやくまともに仕事が流れる状況になってきました。ちょっとでもはやく帰れると、きちんとだしをひいたりして、ごくふつうのごはんを作る気持ちになります。パスタとかではなく。
今日の晩ご飯。美味しい鯵の干物・カブと豆腐のお味噌汁・カブの葉っぱと小女子の煮びたし・たらこ・塩昆布であえただけの浅漬けをたっぷり
・・・・あさごはんかよ。そしてやや塩分過多な気も。でもこういうお食事が頂きたかったのです。
カブの葉っぱ、大好き。葉モノのなかで一番好き。味わいがあって、しゃっきりしてて。次に小松菜。ほうれん草は殆ど使わないな。おひたしにするのも小松菜のほうが好き。最近のほうれん草、なんだかソフトすぎて頼りない感じしません?
今日の晩ご飯。美味しい鯵の干物・カブと豆腐のお味噌汁・カブの葉っぱと小女子の煮びたし・たらこ・塩昆布であえただけの浅漬けをたっぷり
・・・・あさごはんかよ。そしてやや塩分過多な気も。でもこういうお食事が頂きたかったのです。
カブの葉っぱ、大好き。葉モノのなかで一番好き。味わいがあって、しゃっきりしてて。次に小松菜。ほうれん草は殆ど使わないな。おひたしにするのも小松菜のほうが好き。最近のほうれん草、なんだかソフトすぎて頼りない感じしません?
新作能「紅天女」
2006年5月16日新作能「紅天女」
ル・テアトル銀座 15時開演 8列6番下手前方
ご存知「ガラスの仮面」の劇中劇「紅天女」がお能に!しかも狂言方は茂山家。見逃せない・・・実は半分怖いもの見たさ。
冒頭の月影先生登場にいきなりがっかり。原作ファンの私でもひきまくり。
「紅天女」はそもそも「環境共生への壮大なメッセージ」が最大のテーマだったかいな??素朴な疑問。
アイ狂言で反復して登場するこのモチーフが妙に野暮ったく、平板な印象。
千年の梅の木を切り天女の姿を刻む宿命にある仏師・一真。その梅の木の精霊である阿古夜。この一真と阿古夜の悲恋だけで十分お能の題材になるのでは。蛇足が多すぎて残念。
これは月影先生と尾崎一蓮との悲恋に重なると解釈しております、自分は。く〜泣ける。だからこそ月影先生は「紅天女」に激しく執着し、上演権を手放さず・・・って、これは原作のお話。
一真・福王さんが桜小路君的美形キャラでぴたり。
全体の構成は散漫な舞台でしたが、後半の一真と阿古夜、そして梅若師の天女の舞は、美しくぐっときました。装束も素敵。
ル・テアトル銀座 15時開演 8列6番下手前方
ご存知「ガラスの仮面」の劇中劇「紅天女」がお能に!しかも狂言方は茂山家。見逃せない・・・実は半分怖いもの見たさ。
冒頭の月影先生登場にいきなりがっかり。原作ファンの私でもひきまくり。
「紅天女」はそもそも「環境共生への壮大なメッセージ」が最大のテーマだったかいな??素朴な疑問。
アイ狂言で反復して登場するこのモチーフが妙に野暮ったく、平板な印象。
千年の梅の木を切り天女の姿を刻む宿命にある仏師・一真。その梅の木の精霊である阿古夜。この一真と阿古夜の悲恋だけで十分お能の題材になるのでは。蛇足が多すぎて残念。
これは月影先生と尾崎一蓮との悲恋に重なると解釈しております、自分は。く〜泣ける。だからこそ月影先生は「紅天女」に激しく執着し、上演権を手放さず・・・って、これは原作のお話。
一真・福王さんが桜小路君的美形キャラでぴたり。
全体の構成は散漫な舞台でしたが、後半の一真と阿古夜、そして梅若師の天女の舞は、美しくぐっときました。装束も素敵。
新たまねぎ
2006年5月13日 またもや深夜。本番への試作として、ことこととまんまるくて白い玉ねぎを煮る。玉ねぎとひとかけらのバターだけなのに、滋味溢れるスープのできあがり。
自分の生活の質がちょっとあがった様な気になる瞬間。
自分の生活の質がちょっとあがった様な気になる瞬間。
かまどさん
2006年5月12日 人事異動の恒例の送別プレゼントにリクエストしていた「かまどさん」が届いていました。そう、あの伊賀焼きごはん鍋。
で、うれしくて、深夜にもかかわらずお粥炊いて土鍋を鍛えています。
しかし、こいつは3合炊きなんだけど、デカい!とにかく肉厚で重い!今までのちんまりとしたご飯土鍋と大違いの存在感です。収納の定位置が見つからず・・・当分はキッチンで目の保養になることでしょう。
最初に炊くのは勿論白いごはん。やっぱり「焼きのり」でいただくのが正解でしょうか・・・。でも明太子も捨てがたい。そしてキッチュに「のりたま」というのもアリかな。
うーん、悩ましい。
で、うれしくて、深夜にもかかわらずお粥炊いて土鍋を鍛えています。
しかし、こいつは3合炊きなんだけど、デカい!とにかく肉厚で重い!今までのちんまりとしたご飯土鍋と大違いの存在感です。収納の定位置が見つからず・・・当分はキッチンで目の保養になることでしょう。
最初に炊くのは勿論白いごはん。やっぱり「焼きのり」でいただくのが正解でしょうか・・・。でも明太子も捨てがたい。そしてキッチュに「のりたま」というのもアリかな。
うーん、悩ましい。
去年も
2006年5月5日 去年の今頃はオフィスの引越しと組織の統合、とことん不器用な新人教育でキリキリ胃が痛んでいました。
今年は自分の人事異動に加えて職場の大掛かりなレイアウト変更、そしてまたもや新人教育。でも去年と比較できないくらい気持ちが楽・・・理由は簡単。新人がきちんとおうちで躾けられた子だからです。刃物も正しく使えれば、洗い物もきちんとできる。言葉遣いもまあそれなり。で、普通にエクセルも使える。物覚えも決して悪くない。
ううう、それでいいのか、うちの会社。レベル低すぎ・・・。
実家が商売をしているという彼女。家族が当たり前に働く環境で育ったことが影響しているのか、よく動く。勿論今は細かく指示しなければ動けないけど、指示すれば倍の提案で返ってくるあたり、その内容はともかく頼もしい限り。これから社会でもまれればさらに魅力に磨きがかかると思う。
それにひきかえ、男の子達の幼稚なことといったら・・・。多くを語りたくないお粗末さ。
近年なんとなく感じていたことだけど、戦力としては、やる気も気遣いも、スタート時点では断然女性のほうがはるかに優秀だと実感。男女問わず全体の傾向としては全体に「自己完結型」か。話しててても自分の話に自分で納得する人多し。
・・・しかし、なんだろうなあ、男の子達のあのへなへなした感じ。男子と女子の力関係は、完全に小学生並み。
今年は自分の人事異動に加えて職場の大掛かりなレイアウト変更、そしてまたもや新人教育。でも去年と比較できないくらい気持ちが楽・・・理由は簡単。新人がきちんとおうちで躾けられた子だからです。刃物も正しく使えれば、洗い物もきちんとできる。言葉遣いもまあそれなり。で、普通にエクセルも使える。物覚えも決して悪くない。
ううう、それでいいのか、うちの会社。レベル低すぎ・・・。
実家が商売をしているという彼女。家族が当たり前に働く環境で育ったことが影響しているのか、よく動く。勿論今は細かく指示しなければ動けないけど、指示すれば倍の提案で返ってくるあたり、その内容はともかく頼もしい限り。これから社会でもまれればさらに魅力に磨きがかかると思う。
それにひきかえ、男の子達の幼稚なことといったら・・・。多くを語りたくないお粗末さ。
近年なんとなく感じていたことだけど、戦力としては、やる気も気遣いも、スタート時点では断然女性のほうがはるかに優秀だと実感。男女問わず全体の傾向としては全体に「自己完結型」か。話しててても自分の話に自分で納得する人多し。
・・・しかし、なんだろうなあ、男の子達のあのへなへなした感じ。男子と女子の力関係は、完全に小学生並み。
倍以上かよ!
2006年5月4日炊事洗濯から育児までこなす専業主婦の働きは裁判官並みの年俸13万4121ドル(約1520万円)に相当―。
・・・ だ、そうだ。ううう、激しくむかむかする。
ま、プロとして換算した年収って話なんだから熱くなる必要はないのだ。落ち着け、自分。
でも、プロならちゃんとやれって話です。
数年前の兼業主婦時代はそれを両立させようと頑張った結果・・・・それなりには両立できていたと思う。関係が破綻するまで朝食もお弁当もほぼ欠かさずに作ったし・・・でもそれは主観に過ぎないんだなあ。あの人にとっての「思い描いた結婚生活」だったかというと、それは今はわからなし。多分ちがったんだろうと思う。
余談だけど、思えば彼にお弁当いらないっていわれてからだな、破綻の道をまっしぐら。(とはいえそれは彼の仕事の都合だったのだけど・・・・ん?・・あれあれ???本当にそうなのか????)
とにかく、「同じものを食べ続ける」ってことは家族にとってとても重要なことなのだろうと思う。食は生活の基盤。
それにしても、だれててもクビにならないから「永久就職」なんて言葉も生まれるんかな。永久に就職なんて、どのみち死語だろうけど。
でも、数年でクビになった自分って一体・・・・。
・・・ だ、そうだ。ううう、激しくむかむかする。
ま、プロとして換算した年収って話なんだから熱くなる必要はないのだ。落ち着け、自分。
でも、プロならちゃんとやれって話です。
数年前の兼業主婦時代はそれを両立させようと頑張った結果・・・・それなりには両立できていたと思う。関係が破綻するまで朝食もお弁当もほぼ欠かさずに作ったし・・・でもそれは主観に過ぎないんだなあ。あの人にとっての「思い描いた結婚生活」だったかというと、それは今はわからなし。多分ちがったんだろうと思う。
余談だけど、思えば彼にお弁当いらないっていわれてからだな、破綻の道をまっしぐら。(とはいえそれは彼の仕事の都合だったのだけど・・・・ん?・・あれあれ???本当にそうなのか????)
とにかく、「同じものを食べ続ける」ってことは家族にとってとても重要なことなのだろうと思う。食は生活の基盤。
それにしても、だれててもクビにならないから「永久就職」なんて言葉も生まれるんかな。永久に就職なんて、どのみち死語だろうけど。
でも、数年でクビになった自分って一体・・・・。
眠り姫2
2006年5月2日 GWです。でも休みは本日一日のみ。
昨日は雨男と会って、なんとか元気復活。疲れているせいもあって、最初は元気なかったかも。ごめんね。
ものすごい雷雨で眼が覚める。激しい雨音を聞きながらベッドでうとうとし続けるこの快楽。
ダル・マットが恵比寿に2店舗目をオープンしたみたい。でも西麻布同様に月曜日休み・・・雨男を連れて行きたいんだけどなあ。
行きたい店がどんどんたまる一方です。とにかくゆとりが欲しい今日この頃。
昨日は雨男と会って、なんとか元気復活。疲れているせいもあって、最初は元気なかったかも。ごめんね。
ものすごい雷雨で眼が覚める。激しい雨音を聞きながらベッドでうとうとし続けるこの快楽。
ダル・マットが恵比寿に2店舗目をオープンしたみたい。でも西麻布同様に月曜日休み・・・雨男を連れて行きたいんだけどなあ。
行きたい店がどんどんたまる一方です。とにかくゆとりが欲しい今日この頃。
山田シェフ
2006年4月27日 Hiroの山田シェフが大麻所持で逮捕・・・しかも現行犯。
ん〜まあ、キッチンでの風貌もちょいとヤクザめいていて、その圧倒的な存在感がまた緊張を生む・・・という印象だったなあ、と思い返す。
いろんなプレッシャーや、おつきあいの人間関係もあると思うけど、そこいらの経営者もうっかり死んじゃいたくなるくらいのプレッシャーを抱えて毎日を過ごしている訳で。
でもHiroの料理は大好き。それだけに残念な話でした。
ん〜まあ、キッチンでの風貌もちょいとヤクザめいていて、その圧倒的な存在感がまた緊張を生む・・・という印象だったなあ、と思い返す。
いろんなプレッシャーや、おつきあいの人間関係もあると思うけど、そこいらの経営者もうっかり死んじゃいたくなるくらいのプレッシャーを抱えて毎日を過ごしている訳で。
でもHiroの料理は大好き。それだけに残念な話でした。
タイタス・アンドロニカス
2006年4月26日彩の国芸術劇場「タイタス・アンドロニカス」
14:00開演 D列16番 3列目ど真ん中
どうしてもこの再演は観たいと思ってチケットを先行予約したのが12月。あっというまにもう4月下旬です。できることならロンドンにも追いかけて行きたい完成度の高さ。
一時間ほど会社に寄っておにぎり食べながら細かい事務処理。その後与野に向かう。
マーカスが壌晴彦さんに、エアロンが今を時めく小栗旬君。キャストの変更が良くも悪くも・・・です。
マーカスの安定感はさすがに舞台をぐっと引き締める感じ。エアロンはもうちょっと色気が欲しかったなあ、タモーラの愛人としては、ねっとりとした妖艶さに欠ける。無理に引き出そうとする眼の力がちょっと痛々しい。蜷川氏お気に入りみたいだけど、まだまだ線の細さが物足りない。
周囲のおばさまたちの「あの子がモー娘の・・・」という噂話もなんだかイタかったが。頑張れ、小栗君。
タモーラ、麻実れい・・・素晴らしい。ラストの死に様も、呼吸を感じさせず、そして気高さすら漂う「美しい死体」。自分より17歳も年上なのに、あの妖艶さ。
凄惨な物語を、ここまでドライに描く演出手法には改めて感動。終始貫かれた美意識を堪能。
今年に入ってからちょっと芝居と距離を置いてしまったけど、やっぱり舞台の熱さはパワーの源。「今」の感覚でしか受け取れないものもある。今観たいものは観る。今行きたいところには行く。今の自分が欲している感覚を無視してはいけないのだと思う。
14:00開演 D列16番 3列目ど真ん中
どうしてもこの再演は観たいと思ってチケットを先行予約したのが12月。あっというまにもう4月下旬です。できることならロンドンにも追いかけて行きたい完成度の高さ。
一時間ほど会社に寄っておにぎり食べながら細かい事務処理。その後与野に向かう。
マーカスが壌晴彦さんに、エアロンが今を時めく小栗旬君。キャストの変更が良くも悪くも・・・です。
マーカスの安定感はさすがに舞台をぐっと引き締める感じ。エアロンはもうちょっと色気が欲しかったなあ、タモーラの愛人としては、ねっとりとした妖艶さに欠ける。無理に引き出そうとする眼の力がちょっと痛々しい。蜷川氏お気に入りみたいだけど、まだまだ線の細さが物足りない。
周囲のおばさまたちの「あの子がモー娘の・・・」という噂話もなんだかイタかったが。頑張れ、小栗君。
タモーラ、麻実れい・・・素晴らしい。ラストの死に様も、呼吸を感じさせず、そして気高さすら漂う「美しい死体」。自分より17歳も年上なのに、あの妖艶さ。
凄惨な物語を、ここまでドライに描く演出手法には改めて感動。終始貫かれた美意識を堪能。
今年に入ってからちょっと芝居と距離を置いてしまったけど、やっぱり舞台の熱さはパワーの源。「今」の感覚でしか受け取れないものもある。今観たいものは観る。今行きたいところには行く。今の自分が欲している感覚を無視してはいけないのだと思う。
眠り姫
2006年4月25日 明け方雨男を送り出して、掃除洗濯の他は結局一日中寝てた。本当は仕事しに会社に行こうと思ってたのに、お昼の突然の雷雨に意気消沈。
とにかくこんこんと眠る。心身ともに疲れている自覚は十分なので、今日の怠惰な自分を責めるのはよそうと思います。
とにかくこんこんと眠る。心身ともに疲れている自覚は十分なので、今日の怠惰な自分を責めるのはよそうと思います。
ベルジアンビア・カフェ「アントワープセントラル」
2006年4月24日 パリのギャルリーラファイエットで雨男の買ってきたフォアグラでフォアグラ大根・・・というプランもあったけど、仕事が終わらず外でごはん。相変わらずフォアグラ様は自宅待機・・・。
場所は丸の内の東京ビル「TOKIA」。ステラアルトワの醸造元InBev社経営。
TOKIAそのものは、「やっぱサラリーマンだったら丸の内で働きたい・・!」と思わせる環境。さらに面白そうな店が沢山。深夜営業の店舗もあったり、立ち飲み店があったりで丸ビルより食指がのびるかも。あの「インディアンカレー」東京進出一号店もこちら。
大規模かつチェーン店らしい効率的な店内と、楽しい喧騒。内装はベルギー直輸入らしい。なるほど、それなりの雰囲気はでてます。照明が素敵。
ビールはレフのドラフトが飲めるし、食事もなかなかいい感じ。大好きなストゥンプがあったのでオーダー。もっと素朴で薄味がいいんだけど、あの味わいあるマッシュポテトはやはりビールにぴったり。ムールがポットで2000円以上するのは仕方ないかな。食事の平均単価がもう200円程度安ければもっとバランスいいと思う。ビールはともかく、食事のレベルがが価格設定に今一歩追いついてないのが残念。場所代か?
ああ、ベルギー行きたくなってきた・・・次の長期休暇はムール食べに行こうかな。
場所は丸の内の東京ビル「TOKIA」。ステラアルトワの醸造元InBev社経営。
TOKIAそのものは、「やっぱサラリーマンだったら丸の内で働きたい・・!」と思わせる環境。さらに面白そうな店が沢山。深夜営業の店舗もあったり、立ち飲み店があったりで丸ビルより食指がのびるかも。あの「インディアンカレー」東京進出一号店もこちら。
大規模かつチェーン店らしい効率的な店内と、楽しい喧騒。内装はベルギー直輸入らしい。なるほど、それなりの雰囲気はでてます。照明が素敵。
ビールはレフのドラフトが飲めるし、食事もなかなかいい感じ。大好きなストゥンプがあったのでオーダー。もっと素朴で薄味がいいんだけど、あの味わいあるマッシュポテトはやはりビールにぴったり。ムールがポットで2000円以上するのは仕方ないかな。食事の平均単価がもう200円程度安ければもっとバランスいいと思う。ビールはともかく、食事のレベルがが価格設定に今一歩追いついてないのが残念。場所代か?
ああ、ベルギー行きたくなってきた・・・次の長期休暇はムール食べに行こうかな。
さらにパリdeハンバーグ弁当
2006年4月19日 うどんでグルタミン酸ナトリウムを摂取。ついでに「キリン一番絞り」で完全復活・・・・と、思いきや、この反動は晩ご飯にも大きく影響。
夜にジュネーブからパリに入る予定の雨男のフライトが2時間遅延。夕食を別々に取ることになって、さあどうしようかな、という状況。しかも日曜日。今日は一人でカフェやレストランに入る気力もないし、お惣菜の調達も難しい。
うどんの「国虎屋」のある通りは日本人街といってもいい位、日本食品の店や和食屋、ラーメン屋が並んでます。日本企業もこのあたりに集中。
で、お弁当も売ってる「十時や」。あそこは日曜日もやってたはず!と行ってみました。焼酎・日本酒から糸こんにゃく、レトルトカレーまで、小さな店内におなじみの食品がずらり。
お弁当はメインの「ハンバーグ」や「からあげ」「焼鮭」などなどを決めると、副菜を3種類自分で選べるシステム。ごはんも温かいし、メインは温めてくれるし、量もボリューム充分。男の人でも満足できるはず。
「ハンバーグ弁当」8.5ユーロを買って、ホテルでいただきました。勿論手作りで、家庭の味。ポテトサラダ・酢の物・ブロッコリーのおひたし、と選んだ3品も合格。
中目黒の某弁当屋の750円クラスのお弁当(副菜がしょぼいんですよ・・・お魚はそこそこ美味しいのだけどねえ)よりはるかに充実でした。
しかし東京というところは、本当に「何でも」「一定レベルのもの」が「いつでも」手に入る場所だったのだなあ、と痛感。
ワイキキでもそう思ったけど、次に一週間以上滞在するなら絶対アパルトマンで自炊する!そのほうが経済的かつ美味しい生活間違いなし。野菜もお肉も、勿論チーズもワインも、安くて魅力ある風情のものばかり。で、たまにレストランやビストロを堪能。これが理想です。
その前にフラ語もっと勉強せねば。
夜にジュネーブからパリに入る予定の雨男のフライトが2時間遅延。夕食を別々に取ることになって、さあどうしようかな、という状況。しかも日曜日。今日は一人でカフェやレストランに入る気力もないし、お惣菜の調達も難しい。
うどんの「国虎屋」のある通りは日本人街といってもいい位、日本食品の店や和食屋、ラーメン屋が並んでます。日本企業もこのあたりに集中。
で、お弁当も売ってる「十時や」。あそこは日曜日もやってたはず!と行ってみました。焼酎・日本酒から糸こんにゃく、レトルトカレーまで、小さな店内におなじみの食品がずらり。
お弁当はメインの「ハンバーグ」や「からあげ」「焼鮭」などなどを決めると、副菜を3種類自分で選べるシステム。ごはんも温かいし、メインは温めてくれるし、量もボリューム充分。男の人でも満足できるはず。
「ハンバーグ弁当」8.5ユーロを買って、ホテルでいただきました。勿論手作りで、家庭の味。ポテトサラダ・酢の物・ブロッコリーのおひたし、と選んだ3品も合格。
中目黒の某弁当屋の750円クラスのお弁当(副菜がしょぼいんですよ・・・お魚はそこそこ美味しいのだけどねえ)よりはるかに充実でした。
しかし東京というところは、本当に「何でも」「一定レベルのもの」が「いつでも」手に入る場所だったのだなあ、と痛感。
ワイキキでもそう思ったけど、次に一週間以上滞在するなら絶対アパルトマンで自炊する!そのほうが経済的かつ美味しい生活間違いなし。野菜もお肉も、勿論チーズもワインも、安くて魅力ある風情のものばかり。で、たまにレストランやビストロを堪能。これが理想です。
その前にフラ語もっと勉強せねば。
パリdeうどん
2006年4月18日 海外旅行中「和食を食べたい!」とはじめて心底思った今回の旅行。パリのパンは確かに美味しかったけど、東京でもそれなりに美味しいバゲットを食べることができる今日この頃、そこまでの感動はなし。お値段も決して安くないしね。旅行の後半で完全に飽きる・・・年のせいなのかなあ。
で、ある日のランチに、欲求に素直になって「うどん」を食べることに。海外初の和食体験。
滞在したホテルのすぐ裏手にある「国虎屋」は高知県出身のご主人が経営する、正しいうどん屋。夜は行列のできる店。旅行者・在住日本人は勿論、ローカルの方々にも人気みたいです。
注文した「国虎うどん」は豚汁風で、豚肉とささがきごぼう、大根で味噌味。ああ、癒される・・・。うどんそのものも、日本でも充分通用するしっかりとした食感の讃岐風。美味しかった。うどんに12.5ユーロは確かに高い・・・!でも、そもそも満足いくランチをしようと思ったら、パリではこんなもんでしょうね。
メニューには牛丼や親子丼のような「ごはんもの」もあって、謎の寿司屋(大半が中国人経営)に行くなら、ここで「和風」を摂取したほうがよさそうな。
別に「ごはん」を食べたいとは思わなかったので、カラダが欲していたのは「温かい汁物」なのではないかと自己分析。
で、ある日のランチに、欲求に素直になって「うどん」を食べることに。海外初の和食体験。
滞在したホテルのすぐ裏手にある「国虎屋」は高知県出身のご主人が経営する、正しいうどん屋。夜は行列のできる店。旅行者・在住日本人は勿論、ローカルの方々にも人気みたいです。
注文した「国虎うどん」は豚汁風で、豚肉とささがきごぼう、大根で味噌味。ああ、癒される・・・。うどんそのものも、日本でも充分通用するしっかりとした食感の讃岐風。美味しかった。うどんに12.5ユーロは確かに高い・・・!でも、そもそも満足いくランチをしようと思ったら、パリではこんなもんでしょうね。
メニューには牛丼や親子丼のような「ごはんもの」もあって、謎の寿司屋(大半が中国人経営)に行くなら、ここで「和風」を摂取したほうがよさそうな。
別に「ごはん」を食べたいとは思わなかったので、カラダが欲していたのは「温かい汁物」なのではないかと自己分析。
恵比寿ZEST
2006年4月17日 とあるコンペの打ち上げの3次会。まあ、恵比寿で深夜で20人程度がふらっと入れるとなると、もうここしかないって感じのZEST。うちの会社お決まりのテキーラホッパーで盛り上がる。今回は25人だったんで、長い長い。
ZESTはごく個人的には思い出の場所なんだけど、それ以上にみんな泥酔・・・の定番なので、甘い思い出もチキンウィングやらポテトやら、マルゲリータの彼方に。
よくも悪くも、いつ来ても料理と接客がぶれないのはさすがグローバルダイニング。
ネクタイ締めた、いい年した集団が平日深夜まで大騒ぎ。まあ、こういう会社もあるってことです。ほんと、呑気だなあ。
ZESTはごく個人的には思い出の場所なんだけど、それ以上にみんな泥酔・・・の定番なので、甘い思い出もチキンウィングやらポテトやら、マルゲリータの彼方に。
よくも悪くも、いつ来ても料理と接客がぶれないのはさすがグローバルダイニング。
ネクタイ締めた、いい年した集団が平日深夜まで大騒ぎ。まあ、こういう会社もあるってことです。ほんと、呑気だなあ。
新人
2006年4月13日 今年もやって来ました新人ちゃん。またまた教育かよ〜と正直げんなり。昨日まで居たパリの楽しさがこのダウナー感に拍車。
建築系出身のこの子は何故技術畑に進まなかったかというと、「学生時代あまりに忙しくて、技術職の激務はもう勘弁だと思った」のだそうな。
・・・事務屋をなめんなよ。この仕事の魅力を教えてやろうじゃないのさ。
建築系出身のこの子は何故技術畑に進まなかったかというと、「学生時代あまりに忙しくて、技術職の激務はもう勘弁だと思った」のだそうな。
・・・事務屋をなめんなよ。この仕事の魅力を教えてやろうじゃないのさ。
無事帰国
2006年4月12日 雨男は雨雲を日本に置いてきたらしく、パリは全日程晴れの素晴らしい成績。雨男のいたアルプスは前半濃霧だったり、雨だったりしたみたいですが・・・。
4日のストも、幸い自分の予約したTGVは運行。無事モン・サン・ミッシェルにもたどり着きました。
エルメスにもヴィトンにも一歩も立ち寄らず、ひたすら美術館と街歩き。
初めて見るエッフェル塔の意外な繊細さに驚嘆。
絶対に忘れない景色がまたひとつ増えた。
4日のストも、幸い自分の予約したTGVは運行。無事モン・サン・ミッシェルにもたどり着きました。
エルメスにもヴィトンにも一歩も立ち寄らず、ひたすら美術館と街歩き。
初めて見るエッフェル塔の意外な繊細さに驚嘆。
絶対に忘れない景色がまたひとつ増えた。
行ってきます
2006年4月2日 明日からパリ。4日のデモとゼネストは回避できなさそう。
まさにその日にモン・サン・ミッシェルに行く予定ですが、現地の状況によって対応したいと思います。
で、会社で「モン・サン・ミッシェルに行くんだ〜」って話したら、同期に「あ、あの江ノ島みたいなところか〜!」と言われた・・・。
そりゃ形状は近いものがあるのだけど・・・・。
あああ、だめだ、もう江ノ島にしか見えなくなってきた。
一生恨む、健ちゃん。
まさにその日にモン・サン・ミッシェルに行く予定ですが、現地の状況によって対応したいと思います。
で、会社で「モン・サン・ミッシェルに行くんだ〜」って話したら、同期に「あ、あの江ノ島みたいなところか〜!」と言われた・・・。
そりゃ形状は近いものがあるのだけど・・・・。
あああ、だめだ、もう江ノ島にしか見えなくなってきた。
一生恨む、健ちゃん。